小紅書広告の出稿方法|聚光(Juguang)の仕組みや配信方法を解説

小紅書(RED)の広告は、中国の購買意欲が高い若年女性層へ効率的にリーチできるマーケティング手段として注目されています。

ただし出稿には企業アカウントの認証や中国語での広告運用が必要なため、海外企業にとってはハードルが高い面もあります。

本記事では、小紅書広告の種類や出稿手順、中国市場での広告配信のポイント、費用相場まで分かりやすく解説します。

アカウント開設から広告運用までを一貫して代行できる会社もあるので、自社で対応するのが難しいと感じる方は、代行という選択肢もあわせて検討してみてください。

witheraでは、アカウント開設から広告配信まで日本語で一貫サポートしています。最後までご覧ください。

「RED」で中国マーケティング
目次

小紅書(RED)広告とは|中国マーケティングで注目される理由

中国マーケティングで注目される小紅書広告を検討する担当者

小紅書(RED)は、月間アクティブユーザー数3億人を超える中国の大型SNSで、中国の若年層女性を中心に多く利用されています。

こうした小紅書(RED)に広告を配信することで、若年女性を中心としたユーザーへアプローチできるため、中国マーケティングの手段として注目されています。

ここではまず、小紅書(RED)広告の基本的な仕組みと、なぜ多くの企業に選ばれているのかを見ていきましょう。

小紅書(RED)広告の基本概要

小紅書広告では、ユーザーが普段閲覧している一般投稿(ノート)の中に、広告が表示される形式があります。

そのため、広告でも通常の投稿になじむようなクリエイティブや情報提供型の内容を意識し、広告色を抑えた訴求にすることが重要です。

さらにEC機能と連動しており、広告から商品ページまでアプリ内で購入を完結できる仕組みも備えています。

こうした特性から、訪日インバウンド集客から越境EC展開まで、幅広いビジネスシーンで活用できる広告プラットフォームとして注目を集め始めています。

中国SNS広告の中で小紅書が選ばれる理由

数ある中国SNS広告の中で、小紅書が特に選ばれる理由は購買意欲の高い層へのリーチ効率です。

小紅書ユーザーの多くは「購入を検討する段階」でアプリを開く傾向があり、DouyinやWeChatなど他のSNSでは届かない層にアプローチできます。

化粧品分野では「89%のユーザーが購入検討時にREDを参考にしている」というデータもあり、影響力の大きさがうかがえる状況です。

特に美容・ファッション・旅行・グルメといったジャンルでは、小紅書広告の費用対効果が突出して高い傾向にあります。

聚光(Juguang)で配信できる小紅書(RED)広告の主な種類

小紅書(RED)で広告を出稿する際に利用するのが、公式の広告プラットフォーム「聚光(Juguang)」です。

聚光では、広告の目的やユーザーの行動に合わせて配信方法を選択できます。

ここでは、代表的な配信方法として「フィード広告」と「検索広告」について解説します。

広告タイプ 主な目的 適したフェーズ
フィード広告 潜在層への認知拡大 認知獲得
検索広告 検索ユーザーへのアプローチ 比較・検討

フィード広告(インフィード広告)

フィード広告は、小紅書(RED)のフィード上に表示される広告です。

ユーザーの興味関心などに応じて配信できるため、商品やサービスをまだ知らない潜在層への認知拡大に活用できます。

下記のような目的で広告を配信したい場合に適しています。

  • 潜在層への認知拡大を狙いたい
  • ブランドの認知を高めたい
  • 商品やサービスをまだ知らない層にアプローチしたい

検索広告(リスティング広告)

検索広告は、ユーザーが小紅書(RED)内でキーワードを検索した際に、検索結果に表示される広告です。

商品やサービスに関連するキーワードを検索しているユーザーへ広告を届けられるため、比較・検討段階のユーザーへのアプローチに活用できます。

例えば「日本旅行」「東京美食」など、ユーザーが実際に検索するキーワードに合わせて広告を配信することで、関連情報を探しているユーザーとの接点を作ることができます。

小紅書(RED)広告の出稿手順|聚光プラットフォームを使った配信方法

小紅書広告の出稿手順をノートパソコンで確認する担当者

小紅書(RED)で広告配信を行うには、公式の広告プラットフォーム「聚光(Juguang)」を利用するのが基本です。

聚光は日本でいうGoogle広告の管理画面にあたるもので、キャンペーンの作成から入札・レポート確認までを一元管理できます。

海外法人でもJuguangアカウントを開設して広告出稿することは可能ですが、手続きが複雑なため代理店経由で進めるケースが大半を占めています。

ここでは、聚光を使った小紅書(RED)広告の出稿手順を4つのステップで見ていきましょう。

1.小紅書(RED)の企業アカウント開設と広告利用資格申請

小紅書(RED)で広告を出稿するには、まず小紅書(RED)の企業アカウントを開設し、企業認証を取得します。

小紅書(RED)の企業アカウントは、必要書類を提出して企業認証を申請することで開設できます。

認証費用として年間600元(約12,000円)が発生し、認証完了後に広告利用に必要な手続きを進めます。

小紅書(RED)の企業アカウント開設・認証方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

>小紅書(RED)企業アカウントの詳しい作り方はこちら

健康食品・歯科・美容医療など特定業界では追加の資格情報提出が必要な場合があるため、事前準備が重要です。

2.キャンペーン設計と広告素材の準備

広告利用資格を取得したら、広告キャンペーンの目的とターゲットを設計します。

まず「認知拡大」「コンバージョン獲得」「フォロワー増加」といった目的を自社で決め、それに合わせて広告タイプと予算配分を選んでいきます。

並行して自然な中国語表現による広告素材(画像・動画・テキスト)を準備し、ガイドラインに準拠した内容に仕上げます。

クリエイティブの品質が広告効果を大きく左右するため、コンテンツ制作にしっかり投資することが成果への近道です。

3.予算チャージと広告キャンペーンの作成

聚光の資金管理アカウントに必要な広告予算をチャージし、キャンペーンを作成します。

ターゲティング設定では年齢・性別・地域・興味関心など細かな条件指定が可能で、配信効率を高められます。

配信期間や1日あたりの上限予算も柔軟に設定でき、テスト運用から本格配信まで段階的にスケールできる設計です。

キャンペーン作成後は審査を経て、広告配信が開始される流れとなります。

4.配信開始後の効果測定と改善

広告配信が始まったら、聚光の分析ツールを使って効果測定を継続的に行います。

表示回数・クリック率・コンバージョン率・エンゲージメント率などの指標をリアルタイムで確認することが可能です。

結果に応じてターゲティング条件・クリエイティブ・予算配分を改善することで、広告効果を継続的に高められます。

ユーザーからのコメントへの対応も重要で、迅速なリアクションが信頼性向上につながる要素となります。

小紅書(RED)広告の費用相場と課金体系

小紅書広告の費用相場を電卓と資料で試算するビジネスパーソン

小紅書(RED)広告を検討する際、もっとも気になるのが費用相場や課金体系です。

聚光(Juguang)では広告予算を事前にチャージし、設定した予算や入札方式に応じて広告を配信します。

広告費は配信方法やターゲティング、業種、競合状況などによって変動するため、下記で紹介する金額はあくまで目安です。

本記事の日本円換算は1元=約20円で算出しています(2026年8月時点)。

フィード広告・検索広告の費用目安

フィード広告や検索広告では、CPC(クリック課金)やCPM(インプレッション課金)などの課金方式が利用されます。

費用相場の一例として、CPCは1クリックあたり1〜3元(約20〜60円)、CPMは1,000回表示あたり20〜40元(約400〜800円)が目安です。

ただし、実際の広告単価は業種やキーワード、ターゲティング、競合状況などによって変動します。

聚光(Juguang)の広告予算は事前にチャージする

聚光(Juguang)では、広告配信前に広告予算をアカウントへチャージして運用します。

初回チャージ額は、アカウントの開設方法や利用する代理店などによって異なりますが、5,000〜10,000元(約10万〜20万円)程度が目安となるケースがあります。

そのため、実際に出稿する際は、アカウント開設時に適用されるチャージ条件を事前に確認しておきましょう。

小紅書(RED)広告で成果を出すための5つのポイント

小紅書広告で成果を出すための運用ポイントを話し合うチーム

小紅書(RED)広告は出稿するだけでは効果が出にくく、戦略的な運用が成果を大きく左右します。

中国人ユーザーの嗜好や広告審査ルールを理解し、最適化された運用を行うことが必要です。

ここでは小紅書(RED)広告で成果を出すための5つの重要ポイントを整理します。

これらをバランス良く実践することで、限られた予算でも高い投資対効果を実現できる広告運用が可能となります。

「広告らしさ」のない中国人ネイティブによるクリエイティブ制作

小紅書広告の成果を大きく左右するのが、クリエイティブの言語と表現です。

機械翻訳や自然でない中国語のコンテンツは「広告らしさ」が出てしまい、ユーザーに違和感を持たれやすくなります。

中国の流行語や若者文化を理解した、自然な中国語での表現が、エンゲージメント率を高めるポイントです。

中国の文化やトレンドを踏まえたクリエイティブを制作することで、商品やサービスへの興味につながりやすくなります。

中国独自のガイドラインを遵守する

小紅書広告には中国独自の厳格なガイドラインがあり、違反するとアカウント停止や広告掲載拒否のリスクがあります。

「最高」「絶対」「100%」「即効」「美白」といった断定や誇大に映る表現は基本的に使用不可です。

医療・美容・健康食品など規制業種では、業種に応じた資格書類の提出が必要です。

事前にガイドラインを熟知したパートナーや代理店のチェックを通すことで、安全な広告運用が実現できます。

フィード広告と検索広告を連携させる

小紅書広告で成果を最大化するには、フィード広告と検索広告を連携させた導線設計が効果的です。

フィード広告で認知を拡大し、興味を持ったユーザーが検索した際に検索広告で「刈り取り」を行う流れが王道となります。

KOL投稿で口コミを生成し、検索広告で顕在層を獲得する組み合わせも、現在主流の戦略パターンです。

広告の役割分担を明確にすることで、認知から購買までのファネル全体をカバーできる広告配信が実現します。

KOLやKOCを組み合わせて運用する

公式アカウントによる広告出稿だけでなく、KOLやKOCを組み合わせた立体的な運用が成果を高めます。

中国の消費者は企業広告より口コミを信用するため、第三者によるリアルな発信が購買行動を後押しします。

例えば、KOLの投稿で写真の良いものがあれば2次使用許可を得て、自社広告クリエイティブに活用するのも費用対効果の高い手法です。

公式・KOL・KOCの3層構造での発信が、中国マーケティングの定番フォーマットと言えるでしょう。

PDCAサイクルの高速化

小紅書広告は中国市場のトレンドが移り変わるスピードが速く、PDCAサイクルの高速化が必須となります。

週次・月次でのデータ分析を行い、配信内容・ターゲティング・予算配分を継続的に最適化することが大切です。

特に「保存数」は購買意欲の指標として小紅書で重視されるKPIであり、注視すべき重要指標となります。

データに基づいた改善を重ねることで、広告配信の費用対効果が回を追うごとに高まっていきます。

小紅書広告に関するよくある質問

小紅書広告の出稿条件についての疑問を調べる事業者
Q. 日本法人でも小紅書広告を出稿できますか?
A. 出稿は可能です。ただし企業アカウントの認証と資格審査が必要で、書類はすべて中国語での提出となるため、代理店を経由する企業が大半です。
Q. 最低いくらから始められますか?
A. 聚光(Juguang)の初回チャージ額は、アカウントの開設方法や利用する代理店などによって異なりますが、5,000〜10,000元(約10万〜20万円)程度が目安となるケースがあります。実際の出稿時には、アカウント開設時のチャージ条件をご確認ください。
Q. 広告の審査にはどのくらいかかりますか?
A. キャンペーン作成後に審査が入り、通常は数営業日で配信が開始されます。規制業種の場合は追加書類の確認により長引くことがあります。

小紅書広告の出稿・運用ならwitheraにお任せください

小紅書広告の運用代行を日本語でサポートするwitheraの打ち合わせ風景

「小紅書広告に興味はあるが、自社で代理店を選ぶ判断基準が分からない」「中国SNS特有の広告運用ノウハウがなく、どこに依頼すべきか悩んでいる」と感じていませんか。

witheraは、日本人ディレクターと中国人・日本人クリエイターによる日中ハイブリッド体制で、小紅書広告の出稿・運用代理店としてワンストップでサポートしています。

企業アカウント開設から広告クリエイティブ制作、聚光プラットフォームでの配信運用、月次レポートまで、すべて日本語のみで完結する体制を整えています。

国内500社以上のSNS支援実績と中国SNS特有の広告配信ノウハウを組み合わせ、感覚ではなく「売れる仕組み」をご提案する代理店です。

中国独自のガイドライン対応や禁止表現のチェックも徹底しており、安全かつ効果的な広告運用を実現できます。

「まずは話だけ聞いてみたい」という段階でも問題ありません。

公式LINEから気軽にご相談いただけますので、下記より友だち追加をお願いします。

公式LINEで無料相談する

小紅書 広告|出稿・配信・代理店活用のまとめ

小紅書広告の出稿と代理店活用のまとめを振り返るビジネスパーソン
小紅書広告のポイント
  • 小紅書広告は中国の若年女性層を中心としたユーザーへアプローチできる
  • 広告出稿には公式広告プラットフォーム「聚光(Juguang)」を利用する
  • 聚光ではフィード広告や検索広告などを目的に応じて活用できる
  • 費用相場はフィード・検索広告でCPC1〜3元、CPM20〜40元が目安
  • 広告予算は事前にチャージし、初回は5,000〜10,000元(約10万〜20万円)程度が目安となるケースがある

本記事では、小紅書広告の種類や出稿手順、中国向け広告配信のポイント、費用相場まで解説しました。

中国の若年女性層をターゲットにした商材では、小紅書広告は有力なマーケティング手段の一つです。

ただし企業アカウント認証や自然な中国語でのクリエイティブ制作、ガイドライン対応など、専門知識が必要な領域も多く存在します。

自社だけでの取り組みが難しい場合は、専門知識と実績を持つ会社のサポートも活用しながら、効果的な広告運用を始めていきましょう。

「RED」で中国マーケティング
この記事をシェア
  • URLをコピーしました!
目次